【NCロードスター(MT)】Pivot オートクルーズ付スロコン搭載 ~② 配線編 1/2~
皆さんこんにちは!!!
前回に引き続き,NCロードスター(MT)への
Pivot オートクルーズ付きスロコン 3-drive・αの搭載方法をご紹介します.
今回は配線に関してのお話です.
この記事が皆さんのご参考になれば幸いです.
<ご参考 ① 準備編>
※注意点
今回はNCロードスター (MT)への配線なので,ATの方は別途調べて下さい
本記事が参考にはなると思います
-
配線概要
配線図は下図の通りです.
基本は下図に従って配線してもらえると大丈夫です(今の所問題無し!)
次の章から各部詳細に説明して行きますので,
電子工作初心者は見ながらゆっくり作業を進めて下さい!
-
配線前準備 バッテリー・各部パネル外し
(1)バッテリー外し
配線を触るのでバッテリーのマイナス端子を外しておきます.
10mmのスパナでボルトを緩めて,端子を外すだけ.
可能ならバッテリーのマイナス極や端子に養生やビニールテープなど巻いて,
金属接触を防ぎましょう.
※注意:バッテリーを外すとECUがリセットされ,次回バッテリー接続時に
エンジン回転数が安定しないなど起きますが故障ではありません.
(2)ロアー パネル外し
作業スペース確保のためステアリング下のロアーパネルを外します.
ロアーパネルは引っ張るだけで取れます.
そっと引っ張って外しましょう
(3)コラムカバー外し
続いて作業スペース確保のため,ステアリング下のコラムカバーを外します.
ボルト3本(ボルト1本,タッピングボルト2本)で固定されているだけです.
カバーは上下分割になっています.
(4)メーター外し
車速信号はメータ裏配線から取るので,メータの固定ネジ3つを外します.
<手順>
① メーターフードを上に引張り取る
爪で引っ掛っているだけ
② 図②番のボルトを取る
③ 座席下へ潜りメーター下から固定してる図③番のボルト2本を外す
かなり辛い姿勢での作業となりますので慎重に作業しましょう
-
配線
(1)クラッチ ー 中間ケーブル
続いてクラッチON/OFF信号を取得するため,紫線へ配線して行きます.
配線をしやすくするためにクラッチスイッチを外します.
クラッチスイッチはクラッチペダルの根本にある茶色の箱型のスイッチです.
<手順>
① クラッチスイッチを反時計回りに回す
② 引張る
続いてコネクタから出ている紫色線へ配線して行きます.
続いて紫線へ中間ケーブルをはんだ付けして行きます.
紫線を切ったりしないよう慎重に作業して行きましょう
<手順>
① 中間ケーブルの製作(図②番)
適当なケーブルにギボシ端子メスを取り付けておきます
一応端子のカシメ部にはんだを少し流しておきます(接触不良対策)
端子反対側は3mm程度線を剥き,はんだを付けておきます
② 紫線の被覆を剥く(図①番)
4mm程度被覆を剥いて,はんだを付けておきます
前回のブログ① 準備編で紹介したフジヤのニッパーを使うと剥きやすいです
③ 中間ケーブルをはんだ付け(図③番)
事前にはんだを付けていると,はんだを追加せずに余裕を持って付けれます
④ ビニールテープ絶縁処理と結束帯で固定
導線剥き出しは非常に危険なのでビニールテープで絶縁処理します
またはんだ付け部に力がかからないよう,紫線と中間ケーブルを結束帯で
一緒に縛って固定します
(2)メーター裏配線 ー 中間ケーブル
続いて車速信号を取るためにメータ裏の配線へ中間ケーブルをはんだ付けしていきます.
流れは(1)クラッチ ー 中間ケーブルと一緒です
<手順>
① 中間ケーブルの製作
② コネクタを外す(外すときはフックを押しながら引っ張る)
③ 向かって端子右上から5番目の青白線の被覆を剥く(図②番)
④ 中間ケーブルをはんだ付け(図③番)
⑤ ビニールテープ保護と結束帯で固定
こちらもビニールテープで絶縁処理,結束帯で固定しておきます
-
最後に
最後までご覧頂きありがとうございまいた.
今回はここまでです.次回は各パーツへ配線し取り付けして行きます.
次回で取り付け編は終わりになると思いますので,
引き続きご覧頂ければ嬉しいです.